ForHosting KIT · 開発者向けツール

サブネット計算

サブネット計算機は、CIDR表記のネットワーク、あるいはアドレスと10進数のマスクを受け取り、そこから導かれるすべてを返します。ネットワークアドレス、ブロードキャスト、マスクとワイルドカード、先頭と末尾の使用可能ホスト、アドレスの総数、逆引きDNSのゾーンです。IPv4とIPv6の両方に対応し、指定したプレフィックスで一つのブロックを均等なサブネットに分割することもできます。

● Beta無料・ブラウザ内で実行
ご利用方法 ウェブAPIメールアプリ 近日Telegram 近日

処理はブラウザ内で完結します。ファイルは送信されません。無料でご利用いただけます。

手計算に潜むリスク

「/26に何台のホストが入るか」「ブロードキャストアドレスはどこか」といった疑問は、スラッシュ表記を見た瞬間に二進数の計算に変わります。暗算では二分もあれば終わりますが、間違えることも同じくらいあります。ここでの計算ミスは、意図しない範囲のマシンを巻き込むファイアウォールのルールになりかねません。ネットワークを渡せば、ネットワークアドレス、マスク、ワイルドカード、ブロードキャスト、先頭と末尾の使用可能ホスト、アドレスの総数がまとめて返ってきます。

入力形式は三通り

実際にコピーされる形のまま受け付けます。標準的なCIDR表記(192.168.1.0/24)はもちろん、インターフェース設定に出てくる「アドレスと10進数のマスク」(192.168.1.10 255.255.255.0)や、単体のアドレスもホストとして解釈します。どの形式でも、まずアドレスをネットワークまでマスクするため、10.0.5.37/20は10.0.0.0/20として答えが返ります。実際に知りたいのは、たいていこちらです。

見落とされがちな境界値

/31は壊れた/30ではありません。RFC 3021により、二つのアドレスがどちらも使用可能な点対点リンクとして扱われ、ブロードキャストは存在しません。ここで使用可能ホストを0台と返すツールは、2000年に失効したルールをいまだに繰り返しています。/32はネットワークもブロードキャストも持たない単一のアドレスです。そして255.255.0.255のように1のビットが連続しないマスクは、そもそもマスクとして成立しないため、もっともらしい誤った結果を返す代わりに拒否します。

スコープと逆引きゾーン

計算結果には、プライベート・パブリック・リンクローカルといったアドレスのスコープと、逆引きDNSのゾーン名も含まれます。ただし逆引きゾーンは、オクテットの境界(/8・/16・/24)に一致する場合にのみ返します。それ以外の長さではRFC 2317によるゾーンの委任が必要になるため、単一のゾーン名を示すことは誤解を招くと考え、あえて出しません。

IPv6は丸めない

IPv6のブロックは、多くのツールが使う数値の型に収まりません。一つの/64だけで1800京を超えるアドレスがあり、浮動小数点が丸め始める桁をはるかに超えています。ここでは厳密な整数で計算し、総数は文字列として返すため、範囲の最後のアドレスが本当にその範囲を締めくくる値になります。アドレスは正規形(小文字化とゼロの省略を一度だけ適用した形)と、省略のない展開形の両方で返ります。二つのアドレスを目で見比べたいときに役立ちます。

ブロックの分割

より長いプレフィックスを指定すると、ブロックは同じ大きさのサブネットに分割され、それぞれの範囲とともに返ります。/24を/26に分割すれば四つ、/16を/24に分割すれば256個です。境界線は直感が想定する位置とずれることが多く、紙の上の計画はここでよく狂います。一度の応答で返るのは最大1024個までなので、それを超える場合は二回に分けて呼び出してください。

設定前にアドレス範囲を決めておく

ネットワークエンジニアの田中大輔さんは、新しい拠点のIPアドレス割り当てを機器に投入する前にこのツールで確認し、あとから番号を振り直す事態を避けています。

ファイアウォールのルールを事前に確認

合同会社みどりデザインのインフラ担当は、ACLルールを公開する前に、そのルールが実際にどの範囲のアドレスをカバーするかをこのツールで確かめています。

引き継いだネットワーク構成の把握

鈴木美咲さんは、古い機器の設定ファイルに残っていた「アドレスとマスク」の記述をこのツールに入力し、レンジとホスト数、逆引きゾーンを確認しています。

自社システムでの入力検証

開発者の佐藤健一さんは、顧客が入力したネットワークブロックが正しい形式かどうかを、プロビジョニング処理に渡す前にAPIで検証しています。

料金はいくらですか?

このページでツールとして使う場合は無料で、何もサーバーに送信されません。APIから使う場合は1リクエストあたり$0.002で、残高から差し引かれます。

入力したネットワーク情報はサーバーに送信されますか?

このページで使う場合は送信されません。計算はブラウザの中だけで行われます。APIから使う場合、送られたブロックは処理後すぐに破棄され、保存されません。

IPv6にも対応していますか?

対応しています。IPv6のブロックは厳密な整数演算で計算し、アドレスの総数は文字列として返すため、桁が丸められることはありません。

なぜ/31は使用可能ホストが2台になるのですか?

RFC 3021が/31を、二つのアドレスをどちらも使用できる点対点リンクとして定義しているためです。二つ引くという古いルールはここでは当てはまりません。

ネットワークをさらに小さいサブネットに分割できますか?

できます。欲しいプレフィックス長を指定すると、それぞれのサブネットが自分の範囲とともに返ります。一度の応答で返るのは最大1024個までです。

無効なマスクを入力するとどうなりますか?

理由とともに拒否されます。255.255.0.255のように1のビットが連続しないものはマスクとして成立せず、それらしい結果を返すことはかえって危険だと考えています。

逆引きゾーンが表示されないネットワークがあるのはなぜですか?

in-addr.arpaのゾーンは、オクテットの境界(/8・/16・/24)に一致する場合にしか成立しないためです。それ以外の長さはRFC 2317によるゾーンの委任が必要になり、単一のゾーン名を示すと誤解を招くため表示していません。

日本語のサポートはありますか?

申し訳ありませんが、日本語でのサポートは行っておりません。サポートは英語またはスペイン語で、担当者が直接対応します。ツール自体は日本語の環境でも問題なくご利用いただけます。

このページの機能はすべてAPIからも利用できます。自社システムに組み込みたいチーム向けのセクションです。それ以外の方は上のツールをそのままお使いください。

POSThttps://api.kit.forhosting.com/dev/subnet

Bearerトークンで認証し、POST1回でタスクをキューに登録します。結果はWebhookまたは署名付きリンクで受け取れます。

curl -X POST https://api.kit.forhosting.com/dev/subnet \
  -H "Authorization: Bearer $KIT_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"items":["valor-1","valor-2"]}'
{
  "items": [
    "valor-1",
    "valor-2"
  ]
}
{
  "task_id": "tsk_a1b2c3d4e5f6a1b2c3d4e5f6",
  "type": "dev.subnet",
  "status": "queued",
  "_links": {
    "result": "/tasks/tsk_…/result"
  }
}

非同期APIです。task_idは即時に返ります。ポーリングは1秒あたり1リクエストまでです。

1リクエストあたり$0.002

単価はすべて公開しています。トークン換算や独自クレジットはありません。失敗したタスクは課金されません。

max_subnets1024
HTTPコード意味
401unauthorizedAPIキーが無効か、指定されていません。Authorizationヘッダーを確認してください。
402insufficient_balance残高が不足しています。チャージ後に再度お試しください。
404unknown_type指定されたタスクタイプは存在しません。タイプ名を確認してください。
429rate_limitedリクエストが多すぎます。しばらく待ってから再度お試しください。

KITの完全なドキュメントを見る →